パタンナーの新しい試み
パタンナー達の新しい試み
ヤッコマリカルドのパターンチームでは新しい試みをしています。
新しい試み1:去年2016年12月から品質の絵表示が改正されました。
皆さんになじみの深かった絵表示はJIS規格でしたが、今度はISO規格になったのです。
ヤッコマリカルドの商品には12月から販売されるアイテムには新しい絵表示がつけられています。ヤッコマリカルドのタイ生産商品は素材が決まっていますので、このようにパターン室ではその素材にあった絵表示を用意して対応をしています。この他素材が変わるものに関しては生地のテスト結果後、生産部からの指示も含め、品質表示がきまります。
ヤッコマリカルドのパタンナーたちはタイ工場との取組みのなかで、全ての指示をだします。ピンタックの荒断ちからフィニッシュパターン、マーキング、縮みも含め、一つのパターンには今までのノウハウが詰まっているのです。
新しい試み2:今年からタイ工場でもパタンナーを置き、リピート、小さな修正などには対応できるようにテストなどがはじまりました。
このようにスカイプでテストの結果と問題点を話し合っています。同じCADのシステムをタイでも導入し、より早い生産の準備ができる体制を整えているのです。
タイ工場とのコミュニケーションで大事なことはたくさんありますが、これも一つ↑。検品表です。まず先上げなどが入ってきた時点で各部を回りますが、最初はパターン部です。細かい検品項目があり、一つ一つクリアにされているかをチェックします。採寸などもおこないます。ピンタックは手で縫われているため、曲がることもありますし、斜行することもあります。そういったことも含め全てがパターン部でまずチェックされ、製品染めの色、付属などはデザイン部、最終は生産部でチェックされています。
仕様書、パターンにはタイ語と日本語がダブルで表記され、ミスなどがないようになっています。
最後にタイのパターンチームです。
左はパターンチーフのデーンさん、右はニューメンバーのヌイさんです。
今年もヤッコマリカルド企画チームについて、素材、洋服のバックグラウンドを含め、皆様にお伝えしていきます。よろしくお願い致します。