自然の中の色

京都での色との出会い

最近の私はウォーキングを楽しんでいます。
コロナ禍で在宅などが多くなった時から通勤しない時間を使った外との触れ合いが日課になり
最近は地方へ行く時には必ず少し早起きをしてウォーキングをしてます。
週末、知人の展覧会があり、京都に遊びにいってました。
外を歩くことで色を目で感じることが物作りをスタートするにはとても大切です。
特にヤッコマリカルド の場合は新色を毎回足していますが、そのインスピレーションとしても
自分の目で感じる色は大事です。
京都は見るところがたくさんあり、とても楽しいウォーキングでした。

京都御所の桜
ギリギリ桜が残っていた京都ですが、私が好きなのは満開より、終わりに近い方が好きです。色の混ざり方が綺麗で緑も青々として花びらの白に近いピンクと花弁の濃いピンクなどを楽しみにしています
今、国立新美術館でデミアン ハーストの桜の展覧会をしていますが、彼がインタビューで桜はピンクではなく、多彩色で全ての色が混じっていると言ってました。私も本当にそう思います。混じっているからこそ、淡いピンクが綺麗に見えるのだと思います。


桜の咲いたあとのこのなんとも言えない淡い色あわせなど綺麗ではっとさせられます。また赤に近いピンクの花弁が京都御所ならではの砂利の黒さに映えます。


空を見上げると緑でも色々な緑や茶が混じっています。

このような自然が四季を経て変わっていく様子も楽しみですが、もう一つ街を散歩する時に目にすることができる時の流れも色のインスピレーションです。

レンガの建物の雨戸だと思いますが、鉄が酸化しているようで淡い色に黄色や緑が描かれているように混ざっています。

よく学生の時に周りがインスピレーションと言われてましたが、何十年も経っていまだにそれが続いています。
色は人の気分などを表現するのに使われますし、人種や国によって好む色も変わります。
ヤッコマリカルド が作る色は常に国境を越えて多くの方がお客様なので、人種などには関係なく、常に新しい色を提案し、組み合わせを考えています。

それが世界で愛されているヤッコマリカルド ならではのアプローチです。


 

 

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