2022年秋冬の展示会でした。
2022年秋冬の展示会とコレクションの特徴
コロナ禍で自粛していた展示会を先シーズンからはじめました。
今回は秋冬の展示会です。
7月から11月までの展開商品を陳列してあります。
ここにサンプルが並ぶまでに1年かかっています。(現在では23年秋冬を進行中)
天然素材の中でも綿素材を中心にしているヤッコマリカルド は秋冬には結構苦労しますが、
アイデアで乗り切る!です。
テーマはウィンターワンダーランド
イギリスにいた頃に冬になると公園に現れる遊園地やサーカス、期間限定のドサ回りですが、
冬空に電飾がキラキラと輝く華々しいアトラクションでした。その名もウィンターワンダーランド。
雪に映える色をテーマに考えていたので、ポッとその光景を思い出してテーマとして採用しました。
ドライの白樺を大量に用意して撮影に使ったので、それをそのまま採用して雰囲気を出しました。
シャツ、ブラウス類も一味工夫!ピンタックが施された素材をストリップ状にしてボッテガべネタみたいに織り柄を作りピンタックをさらに立体感を持たせたゴージャスなシリーズも作りkました。秋冬ならではの厚みを武器にしたシリーズです。見た目も高級感があり、目を引きます!同時にウールジャージーのインナーをカラーを合わせて準備!冬の綿素材を着こなす提案が満載です。
雪山をイメージしたプリントを作ったりしました。(プリント素材は中国で作られ、縫製もされています)プリントはヤッコマリカルド オリジナル。少しシックに白/グレー/黒の組み合わせです。
それに合わせるのは今回初のお目見え、ピンタックカットソーのセットアップ(いつも出てると思っている人今回は違います)このカットソーの特徴は伸び縮みちゃんとするのです。今までのピンタックシリーズのカットソーはピンタック部分の許容以外伸びがありませんでした。そのため、大きく作る、パンツは太めなど規制があったのですが、今回はカットソーという伸び縮みする素材を生かしたピンタックカットソーシリーズ。
気軽に着れるレギンスタイプパンツも登場!
これは画期的!なんです。
このシリーズはウールジャージーと綿素材をミックスしたシリーズ。 ヤッコマリカルドの特徴である製品染めを生かしたシリーズになってます。ウール部分(濃い色パーツ)と綿部分(薄い色パーツ)は色が入っていない状態で縫製されています。それを製品にしてから染める同じ染料が生地に付着するのですが、付着度や色の出方が素材によって違うためこのように濃く色が付着するのです。綿素材同士でも素材の組織違いや密度違い、厚さ違いなどで差が出ます。今回のシリーズはウールと綿という全く違う素材を合わせたからこそできた製品染めの面白さがしっかりと出ているのです。
ここまでたどり着くのになんども色のテストなどを繰り返し行い色をセレクトしました。
ヤッコマリカルド らしい特徴が満載のコレクションです。
7月からの展開を楽しみにしていてください!!